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中学生が自然との繋がりを学ぶ「大地の再生ワークショップ」 岐阜県山県市

山県市の中学校で自然と人の関わり方について考える「大地の再生ワークショップ」が行われました。
このワークショップはふるさとの自然と社会との関わりを市民に主体的に考えてもらおうと山県市が進める「『生き方を考え、拓く』プロジェクト」の一環として企画されました。
伊自良中学校の総合的な学習の時間で行われたワークショップには生徒62人が参加し、全国各地で自然環境を再生するプロジェクトを手がける奥崎ゆりさんが講師を務めました。
学校の裏山で、奥崎さんは風で枝葉が揺れる程度に草を刈り取ることを「風の草刈り」と、自生するお茶の木から茶葉を選んで茶摘みを行うことを「風の選定」と呼んで、自然に人が関わることの大切さを説きました。
また、里山の暮らしの循環について理解を深めようと、山に落ちている枝や葉っぱを使った肥料づくりも体験しました。
※参加した生徒
「久しぶりに自然と触れ合ったなと感じました。そういう体験ができる機会を学校が作ってくれるっていうのが、すごく良いと思いますし、もっと増えていったらいいと思います」
※奥崎ゆりさん
「今の若い世代の人たちに、人と自然の絆を思い出してもらうことができたら」
プロジェクトは年間を通じて行われ、生徒らは、花壇づくりの体験や市の物産イベントの参加を予定しています。