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未来につながる教育を目指して 山県市と東京学芸大が連携協定 山県学園構想の成果を検証

山県市は市内の小中学校で進める独自の教育モデルの効果を学術的に検証しようと、教育...
東京学芸大と連携協定を交わす林宏優山県市長(右)=山県市役所

 山県市は市内の小中学校で進める独自の教育モデルの効果を学術的に検証しようと、教育に関する研究を行う東京学芸大学のグループと連携協定を結びました。

 少子化を背景に、全国的に学校の統廃合が進む中、山県市では市内の小中学校を統廃合せず、ひとつの大きな学園として捉えて合同の授業を増やすなどで対応する独自の教育モデル「山県学園構想」を掲げていて、このモデルの影響や効果を検証しようと東京学芸大学と連携を図るものです。

 協定の締結式で、山県市の林宏優市長は「『山県学園構想』の実践の成果をしっかりと検証し、未来の教育に役立てていただきたい」と期待を込めました。

 式の後、今後の検証の進め方について大学側から説明があり、海外の研究では、教員の幸福感が教育の質に関わることが分かってきているとして、教員の幸福度を指標化する調査などが提案されました。

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