ニュース

  • ニュース一覧
  • こどもファーストや再開発事業など重点 岐阜市の新年度予算案 一般会計1860億円 予算規模は過去最大

こどもファーストや再開発事業など重点 岐阜市の新年度予算案 一般会計1860億円 予算規模は過去最大

岐阜市は21日、一般会計の総額が1860億円となる新年度当初予算案を発表しました...
会見で新年度当初予算案について語る柴橋正直市長=岐阜市役所

 岐阜市は21日、一般会計の総額が1860億円となる新年度当初予算案を発表しました。予算規模は過去最大で、重点政策の「こどもファースト」や再開発事業に代表される社会基盤整備などが盛り込まれました。

 一般会計の総額は1860億円で、前の年度に比べて61億円、率にして3.4%増加しました。

 社会保障関係経費が645億円と36億円増えたほか、公共事業費は204億円と59億円増えました。貯金にあたる財政調整基金の残高見込みは107億円から92億円へ減りました。

 新年度事業では、「こどもファースト」「経済活性化」「社会基盤整備」「幸せで豊かな市民生活」「持続可能な社会づくり」に重点が置かれた予算編成となっています。

 このうち、こどもファースト施策では放課後児童クラブ事業に約8億円、児童館のリノベーション事業に2775万円を計上しています。社会基盤整備では、岐阜駅北中央東・中央西地区の再開発事業に12億3580万円を計上しています。

 柴橋正直市長は、不変の方針である「こどもファースト」などに触れた上で、「予算案は岐阜を動かす未来への投資」と話しました。

 新年度当初予算案は、29日に開会予定の市議会定例会に提出されます。

関連記事