ニュース

  • ニュース一覧
  • 秋の高山祭開幕 からくりや祭屋台が魅了 学生が保全活動も 岐阜県高山市

秋の高山祭開幕 からくりや祭屋台が魅了 学生が保全活動も 岐阜県高山市

日本三大美祭に数えられる秋の高山祭が9日に開幕し、きらびやかな祭屋台が古い町並み...
絢爛豪華な祭屋台が一堂=9日、高山市内

 日本三大美祭に数えられる秋の高山祭が9日に開幕し、きらびやかな祭屋台が古い町並みを進み、神社の参道に曳(ひ)き揃(そろ)えられました。

 高山祭は2016年にユネスコ=国連教育科学文化機関の無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」の1つで、秋の祭は「櫻山八幡宮」の例祭です。

 けさは、絢爛豪華な祭屋台が各蔵から曳き出され、修理中の行神台を除く9台の祭屋台が参道に曳き揃えられました。

 境内では、布袋台のからくりが奉納され、2体の唐子が綾(あや)を飛び移りながら、布袋和尚の肩に乗り、和尚が手にする軍配からのぼりが現れると、観衆から大きな拍手が送られていました。

※観光客
「天気も良くて、からくりも近くで見られて、すごく来て良かったなって思いました」

※観光客
「からくりの操作が繊細で素晴らしいです」

 午後6時ごろからは提灯を灯した祭屋台が町を巡る「宵祭」が開催されます。

 華やかな秋の高山祭ですが、人口減少や若者の祭り離れのほか、文化財の祭屋台を後世に残すための修理費用など、大きな課題解決に向けた大学生による取り組みが始まっています。

 秋の高山祭の屋台組の中で仙人台組には、國學院大學の学生有志でつくる「祭縁プロジェクト」の3人が同行しました。

 そして、祭り屋台の準備やお囃子の練習など祭りの裏側を紹介したリーフレットを配布して保全活動を行いました。

 また、岐阜大学の学生は、八幡祭の伝統を次世代につなげようと「八幡祭めくってチャリティー」を展開。

 ボードに貼られた屋台紹介カードを1枚ずつめくっていくと絵が現れる取り組みに、多くの観光客が参加していました。

※國學院大學 「祭縁プロジェクト」学生有志
「高山祭りの担い手不足の現状を知っていただき、多くの人に保全活動にご協力いただきたいです」

※岐阜大学 社会システム経営学環の学生
「屋台保存のために多くの方に知ってもらう、また次世代の方、若い方たちにも知ってもらおうと、このような広報活動をさせてもらっています」

 秋の高山祭は10日も開かれ、市では2日間で約20万人の人出を見込んでいます。

関連記事