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中東情勢の影響、暮らしに 原料不足… 岐阜県内にも白黒パッケージ「かっぱえびせん」が並ぶ

※永田楓アナウンサー 「各務原市のスーパーマーケットです。カラフルなお菓子の中に...
白黒の石油原料節約パッケージを並べる店員=各務原市のスーパーマーケット

※永田楓アナウンサー
「各務原市のスーパーマーケットです。カラフルなお菓子の中に、白黒のかっぱえびせんが目立ちます。パッケージには『石油燃料節約パッケージ』と印字されています」

 カルビーは印刷インクに必要なナフサの調達が不安定になっているため、5月25日以降の出荷分から白黒のパッケージに順次変更していくと発表。これを受け、県内で白黒の「かっぱえびせん」が先日から並び始めています。

 ほかにも、主力のスナック菓子「ポテトチップス」など14商品の包装を順次白と黒に変更するとしています。

※消費者は…
 「こっちで十分だと思います。エコだし無駄がないともいます」
 「かっぱえびせんの味を知ってるから良いですが、例えば食べたことがないものなら、あまりおいしそうではないと感想を思いました。色彩のない世界になってしまうのはさみしいと思う」

 政府は、石油製品の必要量は確保していると強調しています。しかし、石油由来の製品の目詰まりが様々な業界に波及。

 5月、県は石油由来の製品の調達が困難になっていることを受け、経済団体の代表者で意見を交しました。その中で、特に危機感を示したのは建築や塗装などの建設業界です。

※県建設業協会 各務剛児会長
「建設業界の場合は、材料そのものが石油由来のものが、たくさんあります。他産業より影響が大きいと思います。先が見えないです。ものが入らないので仕事ができない事態もありえると思います。協力業者の方々と密な打ち合わせをしてやっていくしかない」

 先行きが見えない中、こちらの作業現場では・・・

※SUNペイント 深谷英伸社長
 「ご契約いただいてから施工に至るまで今回2カ月ぐらいかかってしまいました。辛抱強くお客様に待ってもらっています」
 この日、安八町のカフェ店から施工依頼を受け、外壁の塗装が行われていました。

 こちらの塗装会社には塗料メーカーからの欠品や価格改定の知らせが相次いでいるそうです。

※SUNペイント 深谷英伸社長
 「契約いただいて、色決めをしていただきますが、決まった後に材料を決めます。買ったところでいつ届くかわからないです。あと塗料を購入前にシーリングという工事が必要です。それが施工するにあたって(材料が)届かない。お客様には材料が入ってくるメドがついてからのスケジュール調整になります。今は遅延して待ってもらっています」

 こちらの塗装会社では6月分までの塗料の在庫は確保できていますが、7月分の塗料は、販売店とこまめに連絡を取り、入手できるよう塗料の確保を急いでいます。

※SUNペイント深谷英伸社長
「今私たちは施工が滞っていないですけど、周りの人の話を聞くと、シーリングがなくなって施工が止まったとか、シンナーがなくて作業ができないといった会社が多くいるとみています。その不安が私たちにも降りかかってこないかと心配は常にあります。その中、お問い合わせをいただいているお客様に感謝しつつ、ご提案し、施工させていただく状況です。中東情勢が早く終焉を迎え、以前のような施工状況に戻る形を切に願うばかりです」

 見通しが見えない中東情勢の影響。企業努力だけでは限界を迎えつつある中、一刻も早い対策が求められます。

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