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川内優輝さんが陸上教室  岐阜・多治見市の高校生に走る楽しさ伝授

「公務員ランナー」として脚光を浴び、現在はプロランナーとして活動する川内優輝選手...
ウォーミングアップする川内優輝選手と高校生=18日、多治見市星ケ台、TYK競技場

 「公務員ランナー」として脚光を浴び、現在はプロランナーとして活動する川内優輝選手が18日、多治見市を訪れて高校生に走り方や練習のポイントを伝える陸上教室を開きました。

 川内選手は埼玉県庁の職員時代、公務員ランナーとして注目され、その後2019年にプロランナーへ転身しました。

 この教室は 川内選手が所属するあいおいニッセイ同和損保と協働で行う地域貢献プロジェクト「マラソンキャラバン」の一環で開かれ、県立多治見北高校 陸上部の1・2年生約20人が参加しました。

※リポート ぎふチャンアナウンサー 東千晴
「川内選手から直接学べる貴重な機会とあって、生徒たち会話を楽しみながらランニングしています」

 毎年夏に高山市の飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアで合宿するという川内選手は、合宿を通じて若い世代とも交流し、後進の育成にも力を入れています。

 生徒たちはウォーミングアップした後、2000メートル走を行い、川内選手の走りに必死に食らいつきプロの速さを体感していました。

 また、生徒から目標達成のコツを聞かれた川内選手は「継続するために楽しむことが大事。どうしたら自分が楽しんで取り組めるかを考えてほしい」とアドバイスを送っていました。

※2年生 女子生徒(具体的にどんなことが自分もできそうでしたか?)
「試合前に食べる勝負メシとかを決めて、それを食べたら試合頑張れるみたいなのを自分もやってみたいと思いました」

※2年生 男子生徒
「勉強と陸上を両立していくのが僕の目標なんですけど、その中でどっちかを諦めるのではなく、どちらも上手く両立させるために きょう川内選手に教えていただいたことをしっかり生かして、陸上も学校生活も頑張っていきたい」

※プロマラソンランナー あいおいニッセイ同和損保所属 川内優輝選手
「自分が上手くいったことは教えてあげたいですし、自分が逆に反省しているな、失敗したなということはやらないように注意してあげたい。そうした意味で自分の経験を伝えられるとても楽しい時間だと思う。勉強と運動の両立は大変だと思うけど、逆にそれを両立することによって得られるものってたくさんあると思うので、それを目指してこれからも頑張ってほしい」

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