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新酒の完成告げる 岐阜県高山市の酒造店で杉玉の掛け替え
新酒の出来上がりを知らせる新しい杉玉が、高山市の酒造店に掲げられました。
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高山市上三之町の古い町並にある舩坂酒造店では、蔵人約60人で神事が執り行われ、軒先から茶色くなった古い杉玉が下ろされました。
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続いて、直径約80センチ、重さ約70キロの青々とした杉玉が担ぎ出され、軒下に吊るされると飛騨地方の祝い歌「めでた」を唱和。
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鏡開きの後、訪れた観光客に特製の升に入った搾りたての新酒が振舞われました。
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※名古屋市からの観光客
「すっきり飲みやすいです、おいしい」
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※名古屋市からの観光客
「升の木の香りがして凄くおいしいです」
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舩坂酒造店によりますと、ことしは酒米の高騰に加え、猛暑の影響で酒米が硬くなるなど課題もありましたが、仕込みの工夫などで例年並みのおいしい酒に仕上がったということです。
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※舩坂酒造店 有巣弘城社長
「米が硬くて造りづらかったと聞いていますけど、それでも華やかでフルーティーなお酒に仕上がっています。皆さん楽しんでいただければうれしいです」
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