朝日大１点差で涙　全国大学ラグビー選手権２回戦

　ラグビーの第６２回全国大学選手権大会は２９日、福岡市のジャパンベースで２回戦が行われ、朝日大学（東海・北陸・中国・四国地区代表）は大激戦の末、福岡工大（九州リーグ１位）に２９対３０で惜しくも敗れ３回戦進出はなりませんでした。

　前半２トライを先制された朝日大は１９分ヒンガロ、３５分に日下がトライを決め同点に追いつきましたが、その３分後に勝ち越しのトライを奪われ１０対１５で試合を折り返しました。

　後半に入り１２分に朝日大がヒンガロのトライで同点に追いつくと福岡工大が２０分にＰＧで勝ち越し、これに対し朝日大は２２分にトゥガのトライ、細川のコンバージョンで２２対１８とリードしました。その後も互いに一歩も譲らず１トライ、１Ｇずつを奪い合い朝日大が勝利目前の２９対２５としましたが、インジュアリ―タイムに勝ち越しトライを奪われ２９対３０の１点差で涙を飲みました。

　この試合トライ数は互いに５本ずつ、福岡工大は１コンバージョン、１PG、朝日大は２コンバージョンでした。