暴力団排除を呼びかけ　啓発カレンダーに岐阜スゥープス選手

　岐阜中警察署などは２６日、バスケットボールＢ３リーグの岐阜スゥープスの選手を起用した暴力団の排除を呼びかける２０２６年のカレンダーの完成を発表しました。

　岐阜市内の飲食店やホテルなどでつくる岐阜地区暴力団排除連絡協議会と、岐阜中、岐阜南、岐阜北警察署では毎年、県ゆかりのスポーツ選手らを起用したカレンダーを作成しています。

　今回のカレンダーには岐阜スゥープスの高橋幸大選手ら３人の選手が鋭い眼光で凛々しく並び、「暴力団許すな 入るな 関わるな」と暴力団の排除を呼びかけるフレーズが記されています。

　カレンダーは計３０００部作成され、協議会に所属する市内の事業所や店舗に掲示されるということです。

※岐阜バスケットボール　那須史明社長
「スゥープスは岐阜のために戦っているチームですから、言い換えれば岐阜をよりよくしたいと思っているチームでもあります。ですから、こういった暴排の呼びかけにも貢献できればと思っています。チームとして暴力団排除を宣言しているわけなので、市民の皆さまにも協力していただきながら岐阜をよりよくしていければと思っています」