「市民から頼られる警察官に」 新任警察官らが初手柄　岐阜羽島警察署

　岐阜羽島警察署の新任警察官らが窃盗犯を相次いで捕まえる初手柄を挙げました。

　手柄を挙げたのは、去年またはことしに岐阜羽島警察署に配属された新任警察官５人で、このうち伊藤幸多巡査ら４人が５日、署長室で記者の取材に応えました。

　伊藤幸多巡査と水野智貴巡査はことし１０月、羽島市内のコンビニから万引き被害の通報を受け、防犯カメラの捜査や粘り強い張り込みで被疑者を検挙しました。

※岐阜羽島警察署　伊藤幸多巡査
「まだ拝命間もない警察官で、経験も不足しているところ、このような大きな検挙をできたことが自分の自信につながりました。もっとこれから大きな仕事をしていって、自分の力にしていきたいです。地域を守る警察官として、市民の方に寄り添える警察官になっていきたいです」

　また、山田茉央巡査と東実莉巡査は、多発する自転車の盗難を受けて現場付近の警戒活動を続け、不審人物に職務質問をして被疑者を検挙しました。

※岐阜羽島警察署　山田茉央巡査
「羽島市では自転車の窃盗がすごく多いので、わたしも自転車盗の被害届を受けることに慣れてしまっていたのですが、今回被疑者を検挙して被害者の人と話したところ、たいへん感謝されて、それがすごくうれしかったんです。たくさんあると忘れがちになるけれど、ひとつひとつの事件に被害者がいて、辛い思いをされたということを忘れずにいたいと思います」