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岐阜県北方町の新施設で抗菌薬原料を国産化 Meiji Seikaファルマ
医薬品製造を手がけるMeiji Seikaファルマは病院などで使用されるペニシリン系抗菌薬の原料「6-APA」を生産する施設を本巣郡北方町の工場に新設しました。
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「6-APA」は現在、国内需要のほぼ100パーセントを中国を中心とした海外産に依存していて、経済安全保障上の課題となっています。
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新施設では精製工程を全自動化していて、国内需要をほぼ満たす年間最大約200トンの「6-APA」生産が可能です。
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竣工式には、江崎禎英知事のほか関係者約40人が出席し、Meiji Seikaファルマの永里敏秋社長が「国内への安定供給が私どもの義務と責務と捉えている」と決意を新たにしました。
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今後は、ほかの薬品メーカーとも連携し、2028年までに原薬の国産化2030年をめどに製剤の国産化を目指します。
