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管理者の解任命じる処分検討 養老鉄道の無免許運転 岐阜県
大垣市に本社を置く養老鉄道の20代男性社員が運転士免許がないのに列車を運転していた問題で、中部運輸局は養老鉄道に対し運転業務を統括する「運転管理者」の解任を命じる行政処分を検討していることが分かりました。
養老鉄道によりますと、男性社員はことし2月から運転士免許取得のための訓練を受けていましたが、3月に自己都合で中断。
その後も運転士になる希望を抱いていて、6月におよそ3分間、7月にはおよそ13分間、それぞれ別の運転士に頼んで運転を代わってもらっていたということです。
問題を受け、中部運輸局は養老鉄道に対してすでに保安監査を行っていて、処分手続きの一環で「聴聞」を実施すると14日付で通知しました。
「聴聞」は、運転管理者にあたる運輸課長を解任する行政処分について関係者の意見を聞くもので、11月28日に行われる予定です。
また、中部運輸局は再発防止のために必要な措置を講じるよう求める行政指導を年内にも行う方針を示しています。
