ニュース
- ニュース一覧
- 10トンの床版つり上げ取り替え 中央道リニューアル工事 岐阜県多治見市の高架橋で作業公開
10トンの床版つり上げ取り替え 中央道リニューアル工事 岐阜県多治見市の高架橋で作業公開

中央自動車道の小牧東ICと土岐JCTの間ではリニューアル工事が進んでいて、この区間にある高架橋の作業現場が報道関係者に公開されました。
この区間は、開通から50年以上が経過していて、大型車の交通の増加などもあって構造物の老朽化、劣化が課題となっていました。
公開されたのは多治見市長瀬町の「北市場高架橋」で、路面を支える床板「床版」の取り替え作業が進んでいます。
新しい床版は、鉄筋などが入った耐久性の高いコンクリート製で、1枚の長さ5・3メートル、奥行き2・3メートル、重さは10トンあります。
現場は、交通量が多いことから作業は1車線ごとに行われ、限られたスペースで作業できるよう開発された機械を使って、新しい床版を1枚ずつつり上げ、慎重に取り替え場所に設置されていました。
※NEXCO中日本 名古屋支社 多治見保全・サービスセンター 小林哲哉所長
「これから100年もつように、しっかり補修をさせていただいて、皆さんにご利用いただけるよう、そういう道路を造っていけるよう頑張ってまいりたいと思いますので、皆さんにもご協力をお願いしたいと思っております」
リニューアル工事の完了は、12月の予定です。