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東海環状自動車道 本巣IC~大野神戸ICが開通 総延長の約9割がつながる

岐阜・愛知・三重の3県を半円状に結ぶ東海環状自動車道のうち、西回りルートの本巣市...
開通を祝ってテープカットをする関係者=本巣市上保、糸貫ぬくもりの里

 岐阜・愛知・三重の3県を半円状に結ぶ東海環状自動車道のうち、西回りルートの本巣市の本巣ICから揖斐郡大野町の大野神戸ICまでの約6.8キロの区間が新たに開通しました。この開通で東海環状自動車道は総延長の約9割がつながり、関西方面から岐阜県内へのアクセスが向上しました。

 本巣市の糸貫ぬくもりの里で行われた開通式典には、関係者ら約280人が参加し、テープカットやくす玉を割って開通を祝いました。

 式典では岐阜県の江崎禎英知事が「東西南北がつながってこれまでにない未来が実現することは間違いない」と開通に伴う効果に期待を込めました。

 国土交通省岐阜事務所によりますと、今回の開通で東海環状自動車道は総延長の約9割に当たる134.6キロが開通したことになります。

 名神高速道路から西回りルートで東海北陸自動車道に入ることができ、関西方面からのアクセスが飛躍的に向上するため、交通渋滞の緩和や災害時の緊急輸送が見込まれるほか、観光客の呼び込みや企業進出などの経済効果が期待されます。

 なお、未開通区間は養老郡養老町の養老ICと三重県のいなべICまでの約18キロで、開通時期は示されていません。

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