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アユでつながる岐阜と沖縄 「海と日本プロジェクト」 体験学習ツアー

岐阜県と沖縄県の子どもたちが川魚の「アユ」を通して交流を深める体験学習ツアーが、...
沖縄学習に参加した子どもたち=8月21日、沖縄県名護市、源河公民館

 岐阜県と沖縄県の子どもたちが川魚の「アユ」を通して交流を深める体験学習ツアーが、沖縄県で行われました。

 このツアーは、豊かで美しい海を次の世代に引き継いでいこうという日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として企画されました。

 ツアーには、岐阜市の藍川北学園の6年生20人が参加し、沖縄県を訪れて地元の子どもたちと一緒に川と海のつながりについて学びました。

 子どもたちは、かつて「リュウキュウアユ」が生息していた名護市の源河川を観察し、石の大きさや周囲の植物など、岐阜県の川との違いを見て回りました。

 そして、河川環境の変化とリュウキュウアユが数を減らしていった理由について話を聞きました。

 夜には、海辺を散策しながら海のプランクトンを採集し、川から海へと成長の場を移すアユの生態を学習しました。

 さらに、サンゴ礁の学習として、シュノーケリングにも挑戦し、温暖化によるサンゴの白化など、課題を抱える海の現状も学びました。

 海辺の清掃活動では、岐阜の川とは異なる海のごみに驚きながらも、協力して清掃に取り組でいました。

 この体験学習ツアーでは9月、沖縄県の子どもたちが岐阜県を訪れることになっています。

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