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カーボンニュートラルに向け 岐阜県御嵩町でe-メタンを使用した調理体験教室

将来的な都市ガスの脱炭素化手段として期待される「e-メタン」を用いた調理体験イベントが可児郡御嵩町で開かれました。
このイベントは、御嵩町と連携協定を結ぶ東邦ガスが協力して行われました。
e-メタンの原料は二酸化炭素と水素で、製造過程で利用した二酸化炭素と燃焼時に排出される二酸化炭素が実質的に相殺されるため、カーボンニュートラルな燃料として注目されています。東邦ガスでは去年5月から国内で初めてe-メタンを都市ガスの一部として供給しています。
「みたけサステナブルクッキング」と題したイベントには町民ら約10人が参加し、e-メタンを燃料にしたガスこんろで、炒め物料理のゴーヤーチャンプルー作りを体験しました。
集まった参加者らは、次世代のエネルギーに興味を示しながら料理教室を楽しんでいました。
※参加者
「二酸化炭素の発生が少なくなるということは、温暖化の解決にもつながると思うので、いいのではないかと思います」
※東邦ガス 岐阜地域支配人補佐 杉田泰人さん
「末永く東海地域で選んでいただけるようなガス事業者に今後もなっていくべく、こういったカーボンニュートラルの都市ガスというのは今後も取り組みが必要だと考えています。岐阜地域においては、御嵩町のような連携協定締結先を中心に、啓発や課題解決のお手伝いに精力的に取り組んでいきたいと考えています」