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岐南町議選2位当選の小島前町長が当選証書受け取る 「民意、住民の信任受けた」

任期満了に伴う羽島郡岐南町の町議会議員選挙は7日投開票され、町職員に対するセクハラ行為が第三者委員会に認定されて去年3月に辞職した前町長で、元職の小島英雄氏(75)が当選しました。
定数10の町議選には小島氏を含めて16人が立候補し、開票の結果、小島氏は908票を獲得し、2位で当選を決めました。小島氏の当選は通算8回目です。
小島氏をめぐっては町の第三者委員会が去年2月に複数の職員に対する99件の言動がセクハラや不適切な行為などと認定しました。小島氏は「中立性に欠ける」と指摘したものの、翌3月に町長を辞職。
今回の町議選には、支持者からの要請を受けて出馬を決断したと説明していました。
※小島英雄氏
「これは民意だと思っている。今まで一生懸命やってきたことを住民が認めてくれた」
当選から一夜明けて8日、当選証書の付与式が行われました。
※小島英雄氏
「常に基本は住民本位で考えているのでどんなことがあっても頑張っていきたい」
Qセクハラ問題を受けた中での2位当選について受け止めは?
「住民は僕を信用してくれたということで一生懸命やっている姿を見ていただいていた。『前町長は一生懸命やっていたから感服した』『あなたの生き方が好きだ』とおっしゃる方が数人みえた。住民に信任を受けたということでその話はこれ以上しないでいただきたい」
町民からは様々な反応が…
「びっくりした」
「複雑な気持ちだが、支持者がいたということで結果は結果なので」
「女性目線からでいうと反対。皆さんが認めたということは支持する方がお見えになるので、節度を持ってきちんとやっていただきたい。こういうことがないようにお願いしたいと思う」
「いろんな問題を起こす人はいると思うが、人間だから失敗はあるし、でもその中でまた頑張ろうと思っているわけなのでそれは応援したいし、次はもうそういった問題を起こさないようにしてほしいと思う」
ことし4月に施行されたハラスメント防止条例の条例案を提出した後藤友紀町長は、次のように述べました。
※岐南町 後藤友紀町長
「選挙は町民の判断なので、判断を尊重する。不安に思われている町民や職員に寄り添いながらしっかりとハラスメントの対策は今後も続けていく」