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特定外来生物「オオハンゴンソウの駆除」 岐阜県飛騨市でボランティア

飛騨市内に広く分布する特定外来生物「オオハンゴンソウ」を駆除するボランティア活動が行われました。
オオハンゴンソウは、北アメリカ原産の多年草で、草丈は50センチから3メートル、7月下旬から9月にかけて黄色い花を咲かせます。繁殖力が強く、生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるため、環境省が特定外来生物に指定しています。
飛騨市神岡町の流葉スキー場では、連合岐阜の飛騨地域協議会に所属する市内の3つの組合から約40人が参加して、開花前の株を手で根ごと引き抜いたりスコップやクワなどを使って集めたりして、コンテナやゴミ袋に詰めていきました。
今回は、約1時間の作業で、コンテナ3つとゴミ袋7袋分の根と花芽が駆除されました。
※神岡鉱山労働組合 水口寛俊 執行委員長
「数河峠周辺からスタートしたのですが、今通ると成果がすごく現れて黄色いのが目立たない
状況になっています。また数河と同じ成果が出るよう、まずここはゼロにしてまた次のところという感じで毎年続けて行きたいと思います。」