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岐阜県内で「伝染性紅斑」(リンゴ病)の流行拡大 手洗いなど感染予防対策の徹底を

岐阜県内で「伝染性紅斑」(リンゴ病)の患者報告が増えていて、県では 手洗いの徹底など感染予防の対策を呼びかけています。
「伝染性紅斑」(リンゴ病)は、微熱や風邪のような症状が出たあと、頬に赤い発疹が現れる子どもに多い感染症です。
県内27カ所の小児科定点医療機関から患者情報を集めたところ、先月(6月)23日から29日までの1週間に定点医療機関当たり2人以上の患者の報告があり、国立感染症研究所が定める警報レベルを超えました。
とくに患者数の報告が多かったのは関保健所管内で、6人の患者が「伝染性紅斑」(リンゴ病)と診断されました。
感染しても ほとんどは軽い症状で自然に治りますが、妊婦が感染した場合には胎児の異常や流産を起こすことがあるということです。
この感染症にはワクチンはないため、県の感染症対策推進課では手洗いや咳エチケットなど基本的な感染予防対策の徹底を呼びかけています。