通学時の児童を暑さから守る 岐阜県美濃加茂市が対策強化　教室に冷凍庫、通学路にひんやりスポット

　近年の真夏の猛暑を受け、美濃加茂市では７月から児童の通学時の熱中症対策を強化します。

　これは２７日、美濃加茂市の藤井浩人市長が発表したもので、３つの強化策を掲げました。

　１つ目は、市内９つの小学校の各教室に児童が使用するネッククーラーやタオルを冷やすための冷凍庫を設置、２つ目は、「こども登下校ひんやりスポット」として登下校時に児童が一時的に涼むことができるよう登録された事業所や公共施設を利用できるようにします。

　また、３つ目の対策として通学を見守る市民サポーターには、冷感タオルを配布します。

※美濃加茂市　藤井浩人市長
「子供たちを社会全体で見守っていきたい。今回は店舗の皆さんにはひんやりスポットの募集にぜひ応じていただきたい。お店だけではなく全ての市民の方々に子供たちの登下校の様子を引き続き、特に暑さ対策に重点を置きながら見守りをお願いしたい」

　この取り組みは、７月から順次開始される予定です。