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御嶽山噴火から11年 岐阜県下呂市で登山者の安全祈願

御嶽山の噴火からことしで11年。岐阜県側の登山口がある下呂市では夏山シーズンを前に登山者の安全を祈る祈願祭が行われました。
御嶽山のふもとの岐阜県下呂市小坂町の「御嶽濁河高地トレーニングセンター」で行われた安全祈願祭には、山内登市長ら約30人が出席し、2014年の噴火の犠牲者に黙とうがささげられました。
御嶽山をめぐっては、気象庁が山頂付近を震源とする火山性地震が増加したとして、ことし1月に噴火警戒レベルが2の「火口周辺規制」に引き上げられましたが、火山活動が低下したとして現在はレベル1の「活火山であることに留意」に引き下げられています。下呂市では噴石から逃げる場所としてシェルターを整備するなど登山客を守る対策を進めています。
※下呂市長 山内 登さん
「御嶽山の安全対策をしっかり整備させていただいておりますので、多くの皆さまに御嶽山登山で楽しんでいただければありがたいと思っております。どうぞお越し下さい」
地元観光協会によりますと、登山届を提出した去年の岐阜県側の登山者数は約6000人で、年々増加傾向にあるということです。