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北アルプスの安全確保へ 岐阜県警が夏山警備開始式

本格的な夏山シーズンを迎え北アルプスの登山者の安全を守る県警の「夏山警備」の開始式が18日、高山市で行われました。
新穂高センターで行われた式には県警の山岳警備隊飛騨方面隊の隊員ら約30人が出席し、三田豪士本部長が「身の安全を第一にしながら、一致協力して任務を遂行してほしい」と訓示しました。
※県警山岳警備隊飛騨方面隊 佐々木拓磨小隊長
「岐阜県北アルプス夏山警備従事します」
警備期間は8月18日までで、隊員と民間の救助隊が新穂高登山指導センターや穂高岳山荘に常駐するなどして、啓発や警備にあたります。
県警によりますと、去年の夏山警備期間の7月12日~8月19日までに発生した遭難事故は14件14人で、このうち負傷者は9人、死者・行方不明者はいませんでした。
※県警山岳警備隊 陶山慎二郎 副隊長
「登山者の皆様には、ご自身の体力・技量に合った登山計画をしていただき、必ず登山届を提出して無理のない ゆとりのある安全な登山に努めていただきたいと思います」