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岐阜県中津川市で御神木の伐採式 式年遷宮へ

三重県の伊勢神宮の社殿を20年に1度建て替える式年遷宮に向けて、中津川市で5日、御神体を納める器に使う御神木を切り出す「裏木曽御用材伐採式」が行われました。
御神木に指定されたのは、中津川市加子母の国有林に並び立つ高さ約26メートル、推定樹齢約110年の2本のヒノキです。
伐採には、三方向から斧を入れる「三ツ緒伐り(みつおぎり」と呼ばれる伝統技法が用いられ、
装束姿の杣夫(そまふ)が、「いよいよ寝るぞ」の掛け声とともに内宮用と外宮用の御神木を切り倒しました。
その後、切り出された御神木は、こもなどの化粧掛けが施されて、中津川市付知町の護山神社に移されました。
6日からは、県内各地の神社などで奉曵(ほうえい)行事が執り行われ、伊勢神宮に運び込まれます。