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式年遷宮に向けて 岐阜県中津川市で御船代祭

伊勢神宮の社殿を20年に一度造り替える式年遷宮の行事の一つで、ご神体を納める器の御用材を伐採する儀式「御船代祭(みふなしろさい)」が19日、中津川市の国有林で執り行われました。
器は「御船代」と呼ばれ、御神体を入れる器「御樋代(みひしろ)」をさらに納める神聖なものです。
御船代祭では、地元の山林事業者と神宮職員の約20人が杣夫(そまふ)となり、伝統の三ツ尾伐り(みつおぎり)で斧を振って「いよいよ寝るぞ」の掛け声とともに推定樹齢約300年、高さ約30メートル、直径約1メートル20センチのヒノキを切り倒しました。
切り出されたヒノキは、中津川市付知町の集積場に運び出された後、伊勢神宮に向かいます。