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岐阜県多治見市の60代の女性が360万円被害 ニセの警察手帳示し騙す

多治見市の60代の女性が長野県警を名乗る男からのうその電話で現金360万円を騙し取られていたことが30日、わかりました。
警察によりますと、5月10日に多治見市の60代の女性の携帯電話に電話通信事業者を名乗る男から「不正契約の確認をしたい」とうその電話がありました。
その後、長野県警の警察官を名乗る男からSNSのビデオ通話を使って、「詐欺事件の容疑者になっている。あなたのお金の紙幣番号を調べる必要がある」と言われ、女性は指示された通りATMから4回にわたって現金計360万円を振り込みました。
その後、男らと連絡が取れなくなり、不審に思った女性が警察に相談し事件が発覚しました。
警察を名乗る男は、女性を信用させようと、警察手帳のようなものを示していました。
警察は特殊詐欺事件として捜査を進めていて、電話でお金に関する話があった場合は詐欺を疑い、 家族や警察に相談するよう呼びかけています。