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特許や交安ポスターで入賞 岐南工生が県教育長に喜び報告

全国コンテストで入賞した岐南工業高校の生徒2人が県庁を訪れ、堀貴雄教育長に受賞の喜びを報告しました。
県庁を訪れたのは岐南工業高校電気工学科3年の上村龍生さんと梶川信さんです。
上村さんは日本弁理士会などが主催する発明品の特許コンテスト「パテントコンテスト」で最高位の選考委員長特別賞を受賞しました。
上村さんが考案したのは「バナナスタンド」で、バナナのネック部分をばねで固定して熟成を早める「エチレンガス」の発生を抑制する構造です。
また、長期的な保存だけでなく見た目や利便性も考慮し、360度から手に取ることができるユニークな仕掛けとなっています。
一方、梶川さんは応募総数約2000点の交通安全ポスターのコンテストで内閣府特命担当大臣賞を受賞しました。
自転車の「ながらスマホ」の危険性を表現した梶川さんは「第一印象が大事なので、目を引きやすいオレンジ色を基調にシンプルさを意識しました」と話しました。
堀教育長は「独自の発想があって素晴らしい。これからも様々な発想で豊かな暮らしに貢献してほしい」と2人を称えました。
※岐南工業高校 上村龍生さん
「ノーベル化学賞の吉野彰さんから直接賞状をいただいて、光栄でしたし、すごくうれしかったです。一般の家庭で使われるようになることが目標ですが、課題もたくさんあるので、現状はカフェなどに置いてもらって一般のお客様に使っていただこうと思っています」
※岐南工業高校 梶川信さん
「これからも色んなコンテストに応募してみて、どんどん賞を獲っていきたいです」