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開通前のトンネルで消防訓練 東海環状道 岐阜市の岐阜IC付近

東海環状自動車道の山県ICと本巣ICの区間が6日に開通するのを前に、トンネル内での事故を想定した訓練が2日、岐阜市で行われました。
訓練が行われたのは、岐阜ICの東側にある岐阜山県第一トンネルです。
重大な被害につながりやすいトンネル内での事故に備えて、ネクスコ中日本と岐阜市消防本部が行ったもので、約30人が参加しました。
訓練は、トンネル西側の入り口から約300メートル地点で車1台が側面に衝突する事故を起こし、助手席に乗っていた1人が負傷。車両からは煙が出ているとの想定で行われました。
最初に運転手がトンネル内に設置された非常電話を使って事故を通報し、これを受けて消防車両がトンネル内に駆けつけました。
その後、車に閉じ込められた負傷者を救出して、車両に放水する一連の手順を確認しました。
ネクスコ中日本 岐阜工事事務所の藤原由康所長は「消防とネクスコの連携を深めて訓練を生かすことで、利用者の安全安心につなげたい」と話していました。
※岐阜市消防本部消防課 河村裕之 課長
「トンネル内というのは非常に密閉した区間が長い。その中で事故が起きると煙の発生で視界が悪くなります。そのためにはやはり早く通報、そして避難ということが大事になってきます。利用者については安全運転に心がけて、より快適な運行をよろしくお願いします」
訓練が行われたトンネルは開通後に岐大トンネルの名称になります。長さは4930メートルあり、東海環状自動車道で最も長いトンネルになります。
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