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「万全な準備を整え、迅速で安全な救助活動を」 冬山警備の開始式 岐阜県高山市
年末年始の北アルプスでの冬山遭難事故に備え、県警と民間の山岳警備隊が冬山警備の開始式を行いました。
高山市奥飛騨温泉郷神坂の新穂高登山指導センターで行われた開始式では、県警の林竜一地域部長が「万全な準備を整え、迅速で安全な救助活動を行ってほしい」と訓示しました。
そして、県警山岳警備隊飛騨方面隊の大庭新悟隊長が「北アルプスにおける冬山警備を実施します」と決意を新たにしました。
飛騨方面隊は、民間の北飛山岳救助隊と連携して来年1月6日まで登山指導センターや西穂高岳山荘に常駐して、パトロールや警備にあたります。
県警によりますと、今年の北アルプスでの遭難件数は(23日現在)35件で、4人が死亡しています。
県警では、冬山装備の徹底や急な積雪、雪崩への警戒を呼びかけています。