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鷲見玲奈さんが一日警察署長 特殊詐欺被害の防止など呼びかけ 岐阜北警察署

犯罪が増加傾向にある年末年始を控え、岐阜北警察署では3日、特別警戒の出発式が行わ...
出発式で白バイやパトカーを見送る鷲見玲奈さん=3日、岐阜市上土居、岐阜北警察署

 犯罪が増加傾向にある年末年始を控え、岐阜北警察署では3日、特別警戒の出発式が行われ、一日警察署長を務めた岐阜市出身のフリーアナウンサー鷲見玲奈さんが特殊詐欺被害の防止などを訴えました。

 一日署長の委嘱式では岐阜北警察署の山内茂義署長から鷲見さんに委嘱状が手渡され、出発式では、鷲見さんの掛け声で白バイやパトカーが街頭に出発しました。

 出発式の後、鷲見さんは岐阜市の商業施設「マーサ21」で特殊詐欺の防犯講座を行い、昨今急増する恋愛感情などにつけこむロマンス詐欺の手口や自身が経験した不審な国際電話を例に挙げ、集まった買い物客らに被害に遭わないように注意を促しました。

※フリーアナウンサー鷲見玲奈さん
 「詐欺と聞くと、どこか他人事のイメージがあって、私も遭いそうになったとしても『大丈夫』と思っていましたが、最近詐欺の電話が掛かってきました。詐欺を気づくのに時間がかかってしまった。詐欺を知っておくことも大事ですし、どういうことに気を付けなくてはいけないのか、皆さんに伝えることで少しでも詐欺被害の数を減らしたいと思って伝えました」

 県警によりますと、ことし10月末現在の県内での特殊詐欺被害の認知件数は、前年に比べ99件増えて321件、被害額は前年より3億7700万円増え、約7億6800万円に上っています。

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