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実行犯少年2人 起訴内容おおむね認める 岐阜県大垣市の強盗傷害事件
2023年5月、大垣市内の住宅で現金約2200万円などが奪われた強盗傷害事件で、実行犯2人の初公判が8日、岐阜地裁で始まり、2人は起訴内容をおおむね認めました。
起訴されたのは、実行犯の本間裕司被告(19)と河端海成被告(19)です。
起訴状によりますと、去年5月、2人は仲間と共謀して大垣市の男性会社役員の住宅に押し入り、暴行を加えて大けがをさせた上、現金2200万円が入った金庫などを奪ったとして強盗傷害の罪に問われています。
岐阜地裁で行われた初公判で、両被告は起訴内容をおおむね認めたものの、「盗んだ現金の額が違う」などと一部は否認しました。
検察側は冒頭陳述で、指示役の男から空き巣を持ちかけられ、ガス業者を装って強盗に入るよう指示を受けたと指摘しました。
一方、弁護側は2人が犯行事実を認めていることなどを示し、情状酌量を求めています。
判決は5月17日に行われます。
2人は少年法で実名報道が可能な「特定少年」として、岐阜地検が去年7月の起訴した時に名前を公表しました。