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大垣強盗傷害事件 実行犯の少年2人 懲役7年の判決
2023年5月、大垣市内の住宅現金が入った金庫などが奪われた強盗傷害事件で、実行犯とされた特定少年2人の判決公判が17日岐阜地裁で開かれ、それぞれ懲役7年の判決が言い渡されました。
判決を受けたのは無職、本間裕司被告(19)と無職の河端海成被告(19)の2人です。
起訴状などによりますと2人は2023年5月、仲間と共謀して大垣市の男性会社役員(当時75)の住宅に押し入り、暴行を加えて大けがをさせたうえ、現金2200万円が入った金庫などを奪ったとして住居侵入と強盗傷害の罪に問われていました。
17日の判決で、村瀬賢裕裁判長は「指示役の男から空き巣を持ちかけられたが、それが空き巣ではなく強盗であると知った後も思いとどまることなく、積極的に犯行に関わった。安易に犯罪の誘いに乗ったという点も悪質で情状酌量の余地はない」などと述べ、2人に懲役7年の判決を言い渡しました。
この裁判では、検察側が2人に懲役7年を求刑し、弁護側は懲役5年が相当だと主張していました。
岐阜地検は2023年7月、少年法で実名報道が可能な「特定少年」として、2人の名前を公表しました。