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息子をなのるニセ電話詐欺 80代女性が100万円被害 岐阜県各務原市 

各務原市に住む80代の女性が息子をなのる男からの嘘の電話でキャッシュカード1枚を...
各務原警察署

 各務原市に住む80代の女性が息子をなのる男からの嘘の電話でキャッシュカード1枚をだまし取られました。

 28日午前10時ごろ、各務原市の80代の女性の家に息子をなのる男から「税金の未払いを今日中に支払わないと捕まってしまう。後で返すから50万円使っていいか」などと電話がありました。

 その後、「近くに友人の弁護士がいるから彼にキャッシュカードを渡してくれ」などと再び電話があり、外に出るよう言われました。

 信じた女性は自宅前の路上で、現れた弁護士をなのる男にキャッシュカード1枚を手渡したということです。

 警察によりますと、不信な出金に気づいた金融機関の職員が29日、女性と息子に連絡し、話を聞いた息子の同僚が110番して発覚しました。

 女性の口座からは計約100万円が引き出されていたということです。

 女性の家を訪れた男は、30代ぐらいで、身長は155センチほど、短髪黒髪で白色の長袖カッターシャツに白色のズボンをはいていました。

 警察は、特殊詐欺事件として捜査するとともに、息子をなのる男から「現金やキャッシュカードを預かる」「暗証番号を教えてほしい」などと電話があった場合は一度、電話を切り、家族や警察に相談するよう呼び掛けています。

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