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コクチバス完全駆除へ 対策や計画など岐阜県の漁業関係者ら意見交わす

長良川や木曽川などの水系やため池で特定外来生物「コクチバス」が相次いで見つかって...
長良川流域コクチバス駆除チーム員会議で意見を交わす参加者=21日、岐阜市薮田南、岐阜県水産会館

 長良川や木曽川などの水系やため池で特定外来生物「コクチバス」が相次いで見つかっている問題で、漁協関係者や自治体の関係者らが集まり、駆除の対策や計画などについて意見を交わしました。

 21日、岐阜県水産会館で開かれた長良川流域コクチバス駆除チーム員会議には、漁業協同組合長や自治体の水産担当部長ら関係者約30人が出席しました。

 会議では、長良川流域の本川ではコクチバスの生息が確認されたが、支流や用水路では生息は広がっていないとの認識が示されました。

 また、河川で駆除活動を展開し2027年度中までに完全駆除を確認する県の総合対策のスケジュールなども確認されました。

 漁協関係者からは密放流の犯罪意識を高めるための啓発チラシに法人の罰則が表示されていないなどといった意見が出されました。

 チームリーダーを務める玉田和浩長良川漁業協同組合長は「被害が広がる前に完全駆除しなくてはいけない」と力を込めました。

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