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「重く受け止め、おわびする」 大野泰正参院議員の在宅起訴を受け 自民党岐阜県連が陳謝

自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、岐阜県選出の大野泰正参議院議員...
会見で陳謝する自民党岐阜県連の武藤容治会長(左)と村下貴夫幹事長(右)=21日午後、岐阜県自由民主会館、岐阜市薮田南

 自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、岐阜県選出の大野泰正参議院議員が在宅起訴されたことを受け、所属していた岐阜県連が21日、会見し陳謝しました。

※自民党岐阜県連 武藤容治会長
 「皆さまの信頼を揺らいだことは、われわれとしても重く受け止め、おわびを申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした」

 会見で県連の武藤容治会長は、県民や支持者へ陳謝した上で、「在宅起訴されたことは、自民党に対しての信頼を裏切ったということになる。本人がまず釈明するのが大前提」と述べました。

 大野議員を巡っては、2018年以降の5年間で派閥から5000万円余のキックバックを受けながら、政治資金収支報告書に収入として記載していなかったとされています。

 在宅起訴された大野議員は19日に自民党を離党し、参議院内閣委員長を辞任しました。一方で、政治資金の管理や収支報告書の作成には関わっていないとしていて、「やましいことはないので、しっかり職責を果たしていきたい」と述べ、議員辞職は否定しました。

 県連は大野議員にキックバックされたとされる資金について「地方議員への還流はない」としています。

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