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タイ拠点の特殊詐欺事件 49歳の男を起訴 岐阜地方検察庁

 タイ・バンコクを拠点にしていた詐欺グループが多治見市の男性に虚偽の電話をかけ、キャッシュカードや通帳をだまし取った事件で、岐阜地方検察庁は5日、49歳の男を詐欺の罪で起訴しました。

 詐欺の罪で起訴されたのは住居、職業不詳の男(49)です。

 警察などによりますと、男は今年9月、グループのメンバーらと共謀して、多治見市の70代の男性に銀行協会の職員などを名乗って電話をかけ、「個人情報が漏れてスキミングされている可能性があります。調べる必要があります」などとうそを言って、キャッシュカードと通帳を国内の指定した場所に郵送させ、だまし取ったとされています。

 男らのグループは、タイの首都バンコク近郊の拠点から電話をかけて特殊詐欺を繰り返していたとみられ、タイ警察に逮捕された男の身柄は11月15日に日本に移送され、岐阜県警が詐欺容疑で逮捕していました。

 この詐欺グループを巡っては、タイ警察がこの男の他にも日本人1人と台湾人2人を特殊詐欺の疑いで逮捕しています。

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