番組審議会とは、「放送法」に基づき、岐阜放送が放送する番組の向上を図るため、放送番組等の審議を行うための審議機関です。岐阜放送の番組審議会委員は8名です。
テレビ・ラジオの番組のほか、放送全般についてのご意見やご提言をいただき、県民の皆さまによりよい番組づくりをお届けできるよう、参考にさせていただいております。
令和6年度 委員(敬称略)
<委員長> 平井良樹
<副委員長> 森嶋篤男
<委員> 大野正博、嘉根礼子、林正子、伊藤善紀、瀬川英男、藤井研一
第591回(平成29年9月27日) |
合評番組 |
テレビ番組「美の精華」 |
内容 |
◆放送日時:8月24日(木) 午後6時~同6時15分
◆番組概要 平安時代から「うすもの」と呼ばれ、夏用の装束として用いられた 「紋紗」(もんしゃ)。関市の染織家・土屋順紀(つちやよしのり)は、 二人の師(「紬織」の人間国宝・志村ふくみと「羅」「経錦」の人間国 宝・北村武資)から織りと染めを学び、若くして「紋紗」の人間国宝 となった。子どもの頃から古く美しい日本文化に魅かれていた土屋 は、地元を流れる清流・長良川などの自然を創作のモチーフにする ことが多いという。色鮮やかで奥深い魅力をもつ植物染料や繊細で 格調高い織りなど、創作のこだわりを聞きながら、土屋作品の美しさ の源泉を探る。
放送法に基づき、番組の向上を図るために開催される岐阜放送番組審議会が、9月27日岐阜放送本社で開かれ、8月24日に放送されたテレビ番組「美の精華」について審議した。 委員からは「自分は決して同じ作品は作らないという人間国宝の土屋順紀さんの言葉に、常に前に向かう芸術家の強い姿勢を感じた」といった意見のほか、「これから職業を選択する若い人に見てほしい」などの意見があった。
【出席者】 小川二郎、山口勝司、西村寿文、大橋和彦 |