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浅野撚糸で「オープンファクトリー」  安八町の新たな観光資源へ 岐阜県

安八郡安八町に本社を置く撚糸製造・タオル販売の浅野撚糸は、地元の新たな観光資源に...
浅野撚糸のオープンファクトリーで公開されている撚糸機=安八郡安八町中、浅野撚糸本社工場

 安八郡安八町に本社を置く撚糸製造・タオル販売の浅野撚糸は、地元の新たな観光資源にしようと、こだわりの糸がつくられる工程を見学できる新工場をプレオープンしました。

 浅野撚糸は、主力商品である吸水性の高い撚糸を使用したタオル「エアーかおる」の直販拠点と、安八町の新たな観光拠点をかねて、本社や工場、創業家の本宅など一帯を「エアーかおる本丸」として整備・改装を行ってきました。

 10月24日、築約60年の歴史ある本社工場2棟を改装し、新たに「オープンファクトリー」として運用を始めています。

 全長約300メートルの見学コースでは2種類の糸を合わせる「合糸」や合わせた糸によりをかける「撚糸」、よりのかかった糸の縮れを戻す「真空スチームセット」など、こだわりの糸がつくられるまでの過程を一般公開しています。

 また、壁には浅野撚糸がこれまでに経験してきた苦難や転換期などを「修羅場」としてまとめていて、浅野撚糸の奮闘がひとめでわかるようになっています。

 このほか、タオルの加工室やかつて使用されていた地下水を利用した空調機なども見学することが可能です。

※浅野撚糸 浅野雅己社長
「2018年に安八町待望のインターチェンジができました。その時の役場の幹部に『何とか安八町に名所をつくってほしい』と言われ、まずショップを作りました。そして古民家を改装し、カフェを併設しました。続いてこのオープンファクトリーをつくり、4施設で『エアーかおる本丸』としました。撚糸は斜陽産業なんですね。壊滅産業なんです。ですから日本中の繊維に携わっておられる方は自信を失くしておられると思うんです。でも浅野撚糸のような町工場が一生懸命工夫して、頑張ったらやれると、自信を持っていただきたいです。また、悩みのある方にここで『こんなに苦労したんだ』『頑張ったらやれるんだ』と感じてもらい、元気や勇気を持っていただけたらと思います」

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