ニュース

  • ニュース一覧
  • 清流長良川を舞台に幽玄の世界 長良川鵜飼、小瀬鵜飼が開幕 岐阜県

清流長良川を舞台に幽玄の世界 長良川鵜飼、小瀬鵜飼が開幕 岐阜県

岐阜市と関市の長良川で、1300年以上の伝統を誇る長良川鵜飼と小瀬鵜飼が11日開...
清流を舞台にした伝統漁「鵜飼」を乗船客に披露する鵜匠=11日、長良川、岐阜市

 岐阜市と関市の長良川で、1300年以上の伝統を誇る長良川鵜飼と小瀬鵜飼が11日開幕し、乗船客を幽玄の世界にいざないました。

 鵜飼は毎年5月11日に開幕していて、岐阜市の長良川鵜飼では午後8時ごろから6隻の鵜舟による鵜飼が始まりました。

 燃え盛るかがり火が浮かび上がる中、観覧船が船団を組み、鵜舟と並んで川を下る「狩り下り」が行われ、烏帽子(えぼし)に腰みの姿の鵜匠が巧みな手縄((たなわ)さばきで、鵜を操る妙技を披露しました。

 鵜舟が横一列に広がり、鮎を浅瀬に追い込むクライマックスの『総がらみ』では、乗船客から、ひときわ大きな拍手や歓声が上がっていました。

※乗船した人は…
「圧巻でした。かっこよかったです。すごく」

「今までは座敷だったんですけど、今回椅子席で今までないくらい素晴らしい席でした」

「初めて来たんですけど、迫力があってびっくりしました」

「すごい神秘的で、すごくきれいで、良い思い出ができました」

 今年の鵜飼開きの乗船者数は701人で、前の年に比べて112人減少しましたが、今シーズンの乗船予約は好調で、市では乗船客数を昨シーズンより約1500人多い8万7000人と見込んでいます。

小瀬鵜飼=11日、長良川、関市

 一方、関市の小瀬鵜飼は、漁場の周囲に人工の明かりが少なく、川面を照らすのは、かがり火のみとなり、幻想的な雰囲気の中で漁が行われます。

 また、鵜舟と観覧船との距離が極めて近いのも小瀬鵜飼の魅力で、乗船客は、鵜匠と鵜が一体となって鮎を追う様子に見入っていました。観覧船を運航する関遊船では今シーズン、7000人の乗船客を目指しています。

 長良川鵜飼、小瀬鵜飼ともに10月15日までで、清流を舞台に伝統が息づく古典絵巻が繰り広げられます。

関連記事