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宮内庁式部職鵜匠の歴史と今を紹介 岐阜市の長良川うかいミュージアムで特別展

長良川鵜飼で鵜を操る宮内庁式部職鵜匠の歴史や役割を紹介する特別展示が、岐阜市の長...
長良川鵜飼の鵜匠の歴史と今を紹介する特別展示「軌跡‐宮内庁式部職鵜匠 伝統の歩みと今」=岐阜市長良、長良川うかいミュージアム

 長良川鵜飼で鵜を操る宮内庁式部職鵜匠の歴史や役割を紹介する特別展示が、岐阜市の長良川うかいミュージアムで開かれています。

 1300年以上の歴史を誇る長良川の鵜飼いは捕れた鮎が早くから美濃の名物として朝廷に献上され、斎藤道三や織田信長も重宝し、江戸時代は尾張藩の保護を受けてきました。

 明治時代には廃絶の危機もありましたが、1890(明治23)年に宮内省(当時)が長良川流域の3か所を、天皇か天皇が許可した者だけが狩猟できる場所(御猟場)と定め、鵜匠は宮内省主猟局の所属となり、現在の官職へとつながりました。

 今回の展示では、御猟場に指定された際の公文書(展示は5月19日まで)や、御猟場の鵜匠を命ずる申付状など鵜匠家の所蔵品のほか、皇室にアユを納めるために使った逓送箱といった道具類など計26点が並べられています。

 会場は、皇室に納める鮎を捕まえる御料鵜飼の幽玄な雰囲気を醸し出しており、現役の鵜匠のインタビュー映像や、鵜飼を楽しむ皇室の写真なども紹介されています。

 ※長良川うかいミュージアム 学芸員 河合昌美さん
 (どんな方に見ていただきたいですか)「これから鵜飼をご覧になる方はもちろんですし、鵜飼ってなんだか難しそうって思っている方にも、この幽玄な雰囲気であったり歴史の重みを知ってもっと好きになっていただければと思ってます。子どもも大人もおじいちゃんもおばあちゃんも皆さん一緒にこの『軌跡‐宮内庁式部職鵜匠 伝統の歩みと今』をご覧いただければと思います」

この特別展示「軌跡‐宮内庁式部職鵜匠 伝統の歩みと今」は7月6日まで開かれています。

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