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二十四日市を前に 宮笠づくり最盛期 飛騨高山の伝統工芸受け継ぐ 岐阜県高山市

昔ながらの日用品などが並ぶ飛騨高山の冬の風物詩、二十四日市を前に伝統工芸品の「宮...
丹念に編み上げられる宮笠=7日、高山市一之宮町

 昔ながらの日用品などが並ぶ飛騨高山の冬の風物詩、二十四日市を前に伝統工芸品の「宮笠」づくりが高山市で最盛期を迎えています。

 宮笠は、セミの形に似た飾りを付けた「蝉笠」や赤みのあるイチイと白地のヒノキを組み合わせた「紅白」など、美しい模様が丹念に編み込まれているのが特徴で、二十四日市の名物の一つです。

 農閑期の副業として、戦後のピーク時には100軒ほどの農家で作られていましたが、現在では、高山市一之宮町の問坂義一さん(89)の1軒のみとなりました。

 問坂さんは、長男の和彦さん(62)の親子2人で地元の位山から切り出したヒノキとイチイの木を幅6ミリの細長い短冊状にして、手際よく編み上げていました。

※問坂義一さん
「郊外の方が期待していて、100から200近く売れるので、それに応えられるようにがんばって作っています」

 去年6月の大雨で林道が崩れ、イチイの入手が困難になったことから総イチイの笠は今年はできませんでしたが、二十四日市までに100枚ほど作り、地元有志の保存会が手がけた笠80枚とともに、3300円から8000円で販売するということです。

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