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電子マネーの詐欺被害の防止へ 岐阜県関市のコンビニで訓練
電子マネーをだまし取られる特殊詐欺の被害が相次ぐ中、関市のコンビニエンスストアで17日、店員が客に声をかけて被害を防ぐ訓練が行われました。
訓練には、コンビニ各店の店員ら約10人が参加し、携帯電話で話しながら多額の電子マネーを購入しようとする客が来店した想定で行われました。
客役「パソコンが壊れて修理しようと思ったら画面に電話番号が出てきた。そこに電話したらこういうところに来て電子マネーをやれば修理してもらえると聞いた」
店員「すいません。怪しいので、おうかがいしたいんですけれども」
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会計を急かす客役の男性に店員が提示したのは、他人に購入を頼まれていないかなど詐欺の手口などが記載された「声がけシート」。
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客に購入を思いとどまらせるやりとりから警察に通報するまで流れを確認しました。
県警によりますと、県内のコンビニで2024年に「客が騙されて電子マネーを購入しようとしている」といった内容の通報が112件あり、そのうち109件が通報によって水際で防がれたということです。
※株式会社ファミリーマート 東海第3リージョン 牧原 聡部長
「臨場感があってこういう機会があまりないですからスタッフの皆さんも勉強になったと思います」
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※岐阜県警 塚原邦幸防犯対策第一係長
「現在、オレオレ詐欺、架空料金請求詐欺がとても増加しています。少しでも不審なことがあれば、警察や家族、友人などに相談したてください」
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