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多発するSNS乗っ取り 岐阜県下呂市の市議が被害手口を紹介、注意呼びかけ 「よく考えて対応を」

昨今、SNSのアカウントが他人に乗っ取られる被害が多発しています。知らず知らずに...
SNSのアカウント乗っ取りについて注意喚起する下呂市議会議員の大西尚子さん=下呂警察署、下呂市萩原町

 昨今、SNSのアカウントが他人に乗っ取られる被害が多発しています。知らず知らずに
犯罪に巻き込まれる恐れもあるアカウントの乗っ取り。下呂市の市議会議員が、自身の被害の手口を公表して被害の未然防止を訴えました。

 被害の防止を呼びかけたのは下呂市議会議員の大西尚子さんです。大西さんによりますと、10月29日、SNSのインスタグラムで知人のアカウントを乗っ取った人物から「インフルエンサー投票に協力してほしい」というダイレクトメッセージが届きました。

 メッセージを信じた大西さんは携帯電話の番号とショートメールで届いた投票コードを相手に送ってしまいました。数時間後、アカウントは乗っ取られ、身に覚えのない画像とURLが投稿され、SNS投資型詐欺に加担させられそうになったそうです。

 警察や家族の協力で、アカウントを一旦は取り戻し、画像を削除したものの再び乗っ取られたため「デバイスの削除」などを行い、これまでに被害は確認されていないということです。

※下呂市議会 大西尚子議員 
「普段SNSでやりとりをしている友人でも、電話番号を教えたり、おかしいと思うことがあったりしたら、よく考えて対応されることを望みます」

※下呂警察署 河合佳一刑事課長兼生活安全課長
「SNSアカウントの乗っ取りに関しては、いつ誰でも当事者になりえる可能性があります、見知らぬメールや興味のない広告については、安易にアクセスしないように気を付けていただきたいと思います」

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