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地域防災力高める炊き出し訓練 住民と学生らが協力 岐阜県池田町
災害が発生した際に避難所の運営などでスムーズに活動できるよう岐阜県揖斐郡池田町で地域住民と学生が協力して炊き出し訓練を行いました。
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この訓練は地域の若い世代に地域防災への関わりを深めてもらおうと池田町防災士連絡協議会を中心に初めて企画されたもので、約50人の中高生や専門学生らが参加しました。
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炊き出し訓練では、直径約150センチの鍋でカレー作りに取り組み、ご飯はお湯や水を入れるだけで食べられる非常食の「アルファ米」が使われました。
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学生らは地域住民と声を掛け合いながら1500食分を準備。
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出来上がったカレーを来場者に配りました。
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また、会場には浸水災害を再現したVRなどのブースが設けられ、来場者が防災意識を高めていました。
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※池田町防災士連絡協議会 八田 隆士会長
「若い世代がこうした経験をすると、いざという時に「はい、私できます」と手を挙げてくれる。少しでも増えればいいなって思って。若いリーダーを育成するために行いました」
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訓練には、江崎禎英知事が視察に訪れ、住民と学生が協力する姿に心強さを感じていました。
※江崎 禎英 知事
「アルファ米がこんなにおいしいとはびっくりでした。ただお湯を入れるだけじゃなくて、蒸らすとこんなにおいしいということがですね、やはり一度防災はやってみないと分からないということが今回必要な勉強だったかなと思います」
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※参加した学生は
「大量に水を使うので、力作業が多いなって思って。私たちが率先して困っている人の力になれたらいいなと思いました」
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「情報が回ってこなかったりした部分で動き方が分からなかったり、人手がいる作業が多かったりしたところが大変でした。動き方の確認をもっと事前に情報共有しておくことが大切なのかなって思います」
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