高校生が事業アイデアを審査　ギフコンバレー２０２５　岐阜県

　高校生に岐阜県の未来について考えてもらおうと、スタートアップ企業や学校が事業アイデアを発表する「ギフコンバレー２０２５」が大垣市で開かれました。

　このイベントは地元の企業団体などでつくるミナモ会実行委員会が企画したもので、県内の高校生約６００人が審査員を務めました。

　イベントは２部構成で、１部ではスタートアップ企業が事業アイデアを次々にプレゼンし、「共感した」「ワクワクした」「応援したい」の３点を軸に審査しました。

　審査の結果、農業廃棄物などを用いてカブトムシを大量に生産し、医薬品の原料や食料に活用する循環型の産業モデルを提案したスタートアップ企業 ＴＯＭＵＳＨＩが１位に選ばれ、賞金の５００万円が手渡されました。

　また、２部では、県内の高校の６組が医療や農業、スポーツなど様々な分野から実現していきたい構想をスライドで発表し、実行委員会から挑戦資金としてそれぞれ１０万円が授与されました。