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岐阜県美濃市長選告示 新人3人が立候補し選挙戦へ
現職の辞職に伴う岐阜県美濃市の市長選挙が26日告示され、新人3人が立候補し、選挙戦となりました。
立候補したのは届け出順で、いずれも無所属新人の元市議で自民党が推薦する渡辺暁典さん(51)、元市総務課長の篠田啓介さん(54)、市出身の宮島大輔さん(39)の3人です。
市内の選挙事務所で行われた出陣式で、渡辺さんは「福祉の現場、会社経営の経験から一人ひとりのために動くことこそが政治だと学んだ。希望のある美濃市にしたい」と、篠田さんは「今必要なのは刷新。31年の行政経験を武器に市民と対話しながらこれからの美濃市をつくりたい」と訴えました。


一方、宮島さんは、現職の市長が特定の候補者に便宜を図ったとされる疑義について市民への説明を市長らに求めるとし、自身の当選を目的とせず、顔を明かさないでSNSのみで主張を発信するとしています。
美濃市の人口は年々減り続け、2018年には2万人を割り、9月時点で、1万8787人で、県内の市で最少です。
選挙では、地域活性化、人口減少対策、子育て支援策などを争点に論戦が交わされます。
また、市長が特定の候補者のために公開討論会用の資料を勤務時間中の市職員に作成させていた問題が浮上し、行政の中立性や選挙の公平性に対する見解も問われそうです。
美濃市長選の投票は11月2日で即日開票されます。
