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海と日本プロジェクト 日本さばける塾in岐阜県 清流の鮎 自然の恵みから自然の大切さ学ぶ 岐阜県関市

魚の調理技術とともに、各地の海の食文化や海洋環境について学ぶ「日本さばける塾in...
鮎を通じて自然を守る大切さを学ぶ参加者=板取川 洞戸観光ヤナ、関市洞戸小坂

 魚の調理技術とともに、各地の海の食文化や海洋環境について学ぶ「日本さばける塾in岐阜県」が、関市の「板取川 洞戸観光ヤナ」で行われました。

 この体験学習は、豊かで美しい海を次の世代に引き継ぐために全国で展開されている日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で、県内の小中学生と保護者の10組20人が参加しました。

 はじめに、参加者は「回遊魚の鮎」をテーマに洞戸観光ヤナの船戸忠幸社長の講義を受け、川で生まれ、海で育ち、再び川へと戻る鮎の一生をたどりながら、温暖化の影響で、ヤナ漁で取れる時期が遅くなっていることなども聞き、自然環境のために自分たちができることを考えました。

 講義の後は、ヤナ漁を体験。川に設置された仕掛けの上ではねる鮎を手で捕まえ、その後、施設のスタッフにさばき方を教わり、3枚おろしや背開きに挑戦しました。

 調理したメニューは、関市特産の上之保ゆずを添えた揚げ物や、地元の洞戸味噌を塗った田楽、それに、雑炊のあわせて3品で、参加者はオリジナル郷土料理を味わい、自然の恵みの大切さを感じていました。

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