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AIで介護支援「ながらかいご」 岐阜県老健大会で展示

介護をしながら必要情報を記録する介護支援アプリ「ながらかいご」が注目を集めています。
「ながらかいご」は豊田工業高等専門学校発のスタートアップ企業、NAGARAのメンバーが開発したものです。
介護の仕事では、食事や排せつなどの情報を手を止めてメモしなければなりませんが、このアプリでは、腕に装着した小型端末で介護中の会話を録音し、AIが必要情報を識別して自動で記録できます。
「ながらかいご」は2025年5月に行われた全国高等専門学校ディープラーニングコンテストで最優秀賞を受賞しました。
先日開かれた県内の介護老人保健施設などの関係者が集まる県老健大会で、この「ながらかいご」が展示され、介護現場の負担軽減につながる技術として関心を集めていました。
開発メンバーの岡田一輝CEOは「介護しながら事務作業を終わせることで人と人との繋がりの時間を増やすことができれば」と話していました。