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JRA交流厩舎・検疫舎の内覧会 安心安全な競馬場を目指す 岐阜県地方競馬組合

笠松競馬場を運営する県地方競馬組合は、円滑な競馬場を運営するためJRA交流厩舎検...
完成したJRA交流厩舎棟=羽島郡笠松町、8月1日

 笠松競馬場を運営する県地方競馬組合は、円滑な競馬場を運営するためJRA交流厩舎検疫舎を完成させ、報道向けの内覧会を開きました。

 羽島郡笠松町に完成したJRA交流厩舎は、延べ床面積589平方メートルで、馬が個別に過ごす部屋が15室あります。

 部屋は幅3メートル、奥行3.6メートルで、室内が高温にならないよう通気性を高めたり滑りにくい床材を使用したりして、馬にストレスがかからない環境を整えています。

 また、厩務員らの休憩所をはじめ、馬の健康状態をチェックする検疫舎棟、馬の身体を洗う馬洗場棟なども備わっていて、工事費は約4億2900万円です。この厩舎は今月末から稼働する予定です。

 笠松競馬場では、一般道で放馬事故が起きていて、安心安全な競馬場を目指し、離れた場所にある厩舎を競馬場の周辺に移転する工事も進められています。

 担当者は「近隣住民に丁寧に説明し、速やかに進めていきたい」と話していて、全体の工事は2027年3月の完了を目指しています。

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