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本出版記念でトークショー FC岐阜の山田直輝選手 小・中学校などへの寄贈式も

サッカー FC岐阜の山田直輝選手(35)が、Jリーガーとしての歩みや家族の絆など...
出版記念でトークショーなどを行ったFC岐阜の山田直輝選手夫妻=岐阜市正木中、マーサ21

 サッカー FC岐阜の山田直輝選手(35)が、Jリーガーとしての歩みや家族の絆などについて夫婦でつづった本を出版し、その記念のトークショーと、本を岐阜市の学校に贈る寄贈式が市内で行われました。

 山田選手は浦和、湘南を経て今年、FC岐阜に移籍した元日本代表のMFです。

 7月25日に徳間書店から出版された本は『となりのヤマダ君 小さくて足が遅くてケガの多い35歳のサッカー選手』で、山田選手と、小学生時代に山田選手と出会い、常に隣から見てきた妻のA子さんが、ハンディやけがを乗り越えプレーを続けてきたその時々を交互につづった物語です。

 マーサ21で行われたトークショーには、山田選手夫妻が登壇し、出版に至った経緯や執筆の苦労などを紹介。

 本の反響について山田選手は「プロの選手たちから、泣けたとか、元気、勇気をもらったとか、妻の視点もよかったと言ってもらえた」と話しました。

 また、「夢を追いかける子どもの背中を押せる本だと思うので、ぜひ読んでほしい」と市内の小・中学校などに本を寄贈しました。

 壇上で感謝状を贈った岐阜市の水川和彦教育長は「夢をどうかなえるか、挫折をどう乗り越えるかという話もあるが、二人の恋愛話もあるし、家族の物語もある。子どもたちも競争して読むのでは」などと述べました。

 その後、サイン会と写真撮影会があり、会場でこの本を購入した人たちが山田選手との交流を楽しんでいました。

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