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17日夜はじめごろまで土砂災害に厳重に警戒 17日午後5時現在

岐阜県内は17日も、各地で非常に激しい雨が降りました。17日夜のはじめごろまで土...
大雨で増水した根尾川=17日午前、本巣市内

 岐阜県内は17日も、各地で非常に激しい雨が降りました。17日夜のはじめごろまで土砂災害に厳重に警戒してください。

 16日午前3時の降り始めから、17日午後5時までに降った雨の量は、本巣市樽見で334.0ミリ、関市板取で266.5ミリ、岐阜市で214.5ミリなどとなっています。

 この雨の影響で樽見鉄道や養老鉄道、東海道新幹線が一時運転を見合わせるなど、交通機関に影響が出ました。

 さらに、午後になると、岐阜市、山県市、関市に相次いで「土砂災害警戒情報」が発表されましたが、すべて解除されました。

 また、岐阜市と山県市に避難指示が発令されていましたが現在は解除されています。

 県によりますと、午後4時までに、県内では、床上浸水が1件、床下浸水が8件、道路の冠水が15件が確認されました。人的被害は確認されていません。

 17日に予想される1時間に降る雨の量は多い所で美濃地方で50ミリ、飛騨地方で30ミリ、18日午後6時までの24時間に降る雨の量は多い所で、美濃地方で60ミリ、飛騨地方で20ミリの見込みです。

 これまでに降った雨で地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる可能性があります。

 気象台は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼びかけています。

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